2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

精神と物質

立花隆、利根川進「精神と物質:1993年、文春文庫」をやっと読み終わる。「文芸春秋」1998年8月号〜1990年1月号まで断続的に連載したものを1990年に単行本として出版した。それが、文庫本となったものである。1987年(昭和62年)に…

戦時中の話

3日続きの雨が降りそうな曇天も終わり、今日は暖かい晴れ日。 深沢の病院の眼科へ行き、前回と同じ点眼剤「ヒアレイン」および「リボスチン」を貰う。黒目に少し傷があるから、目が乾いた気がするときは、薬屋で‘涙’と同じ成分の目薬を買って点眼したほうが…

セイコーお家騒動と東條の孫娘

時計やプリンター,電子辞書などで有名な、セイコーインスツル(SII)の創業家出身の服部純市代表取締役会長兼社長代行(55)が11月16日に開かれた取締役会の緊急動議で解任された。このニュースはマスコミで大きく取り上げられなかったので、知らなかった…

砂に消えた130億ドル

曇天だが、この季節にしては暖かいので、夕方近所をぶらぶら散歩する。家々の庭の紅葉、黄葉が美しい。 写真は昨年の今頃に撮った鶴岡八幡宮裏山の紅葉である。 「外交敗戦:130億ドルは砂に消えた」を読み終わる。著者の手嶋龍一氏は、湾岸戦争の時に、…

外交敗戦

薄寒い、曇り空。今日は日曜なので、塗装屋さんは来ない。静かな一日中、手嶋龍一著「外交敗戦:130億ドルは砂に消えた」を面白く、ほぼ3分の2まで読む。 著者の筆致が余りに臨場的なので、ついドキュメンタリードラマを視ているような感覚に引き込まれ…

古書漁り

先日録画した「トーク・トウ・ハー(talk to her)」(スペイン映画)を昼前に視た。一目惚れの女の子が交通事故で植物人間になっても、ホモと偽って看護士になり、親身に看護していたのはよいが、やがて妊娠させてしまい、最後に自殺するという何ともやりき…

塗装工事

昨夜雨が降って低気圧が抜けたせいか、今日は晴れの塗装日和。 塗装屋さんが、家本体のALCの外壁にアレスホルダーZ(関西ペイント)という下塗り剤をローラ塗りした。ネットで調べた所、この塗料は、水性反応硬化形微弾性ホールド材の一種らしい。天気がよい…

FSXを撃て

昨日と違って雨の降りそうな寒い曇り空。一日中家に閉じこもって読書などする。塗装屋さんが、塗らない箇所にビニールを張る作業を家の周りで、朝からしているので、落ち着かない。手嶋龍一著:「たそがれゆく日米同盟:日本FSXを撃て」を読み終わる。1991年…

外壁塗装

昨日と同じく、穏やかな初冬の日和。 家の少し汚れた外壁などの塗装工事が、昨日から始まった。昨日で、鉄パイプを用いての足場組み立てが終わった。 今日は、ジェット水洗い。車庫に置かれたポンプのエンジン音が騒々しい。近所の人に謝る。お互い様だと返…

地球シミュレータセンター見学

初秋の穏やかな日和のなか、東大鎌倉淡青会による海洋研究開発機構:地球シミュレータセンター見学会に参加した。JR新杉田駅の改札口に、13時(予定)に約30名が集合して、徒歩で13時30分に着いた。途中銀杏などの黄葉や紅葉が美しかった。広く、綺麗な…

情報化社会の行く末

午前、昨夜4ch(地上波)から録画した映画「デイ アフター トモロウ」を、南極の氷河の一部が沈没するシーンから、ニューヨークが大津波に襲われて人々が逃げ回るシーンまでを視た。これは、温暖化のために両極の氷が解けて、海水の塩分濃度が薄まり、深…

日中戦争:悪いのは日本だけではない

人口13億人の隣国の中国は、長い歴史を有する大国である。 ところで、中国語で書かれてインターネット上に掲載された、「もしも日本が戦勝国であったなら・・・」という論文が、中国で集中攻撃を加えられ、これをきっかけに中国で言論の取り締まりがにわか…

田螺の歌

今朝の外気温は7℃と、11月に入ってからの最低温度である。この寒い中を、家内は姉夫婦と一緒に姫路へ両親の墓参りに日帰りで出かけた。ご苦労さまである。「私にもと」、姉から誘いがあったらしいが、私がぶつぶつ言うのを承知してか、「体の調子が悪い」…

ゆとり教育は欧米の真似

東大鎌倉淡青会の今月の講演会(三金会)に出た。 講演者は、田丸謙二氏(元東大副学長、理学部化学科教授)で、予告の演題は「東大生とこれからの教育」であったが、実際は「『ものしり』から『思考力』の時代へ」であって、きれいなプリントが配られた。こ…

芸術的気分

11月の半ばにしては快く暖かい日和、東京銀座へ久しぶりに行った。 銀座アスターで自由人の会の仲間と、ビールを飲みながら炒飯などの簡単な昼食を共にした。メンバーは、S君、Mz君、My君、私それに、亡くなった高校クラスメートH君の奥さん(Hさん)同じ…

真珠ができる謎を追って

先日のクラス会で学友渡部君から贈られた「アメリカ大学研究生活50年」を、昼から読み始めて夢中になって、今やっと読み終えた。バイオミネラリゼーション(生鉱物形成学)という一般には聞き慣れないが、生物にとって重要な学問分野の研究に生涯を捧げた…

朝青龍

今日はコバルトブルーの空の下、激しい木枯らしが吹き荒れる一日だった。「文芸春秋」(11月号)に載っている、作家津本陽と横綱朝青龍の対談が面白く、かつ色々と考えさせられるものがある。以下に特に印象に残った点を抜き書きする。()内は、私の感想…

食道癌

友人の奥さんが、脱腸の手術のために入院したら、色々の検査をされて食道癌の疑いがあると言われたそうだ。その時はどうなるかと心配したが、最近の話では、通院して、内視鏡によって薄い粘膜を除去するというのを繰り返しているそうである。癌というと、素…

日本一の中高一貫校

ローソンへ「文芸春秋:12月号」を買いに行く。途中、冷っとした秋風が頬を撫でる。ロイヤルホストの裏にある崖の紅葉が鮮やかである。 買った文芸春秋をぱらぱらとめくったら、「教育特集:有名中高一貫校を採点するーーー専門家が徹底分析する『日本一の…

日本のソフト力

久しぶりの雨。ただし余り寒くない。午前中、昨日買った移動式ハンガー架けを、大分苦労して組み立てた。今まで雑然として書斎に置いてあった衣類を、これに掛けたら、書斎がすっきりした。11月5日のブログに「読み始めた」と書いた、リ−ナス物語「それが…

買い物

午前、N歯科へ最後の入れ歯調整に行く。 午後、家内とコーナンホームセンターへ。衣類掛けを買うのが主な目的だったが、全ての物が安い。 無くても困らないが、有った方が便利な品物が手頃な値段で沢山あるので、つい買ってしまった。藤沢駅近くの東急ハン…

高校クラス会

本郷の学士会分館で行われた、恒例の高校クラス会に出た。出席者は昨年と同じ。欠席者は病気が理由で、この年齢になると病気が治って、出席するという例はない。 アメリカから遠来の、サウスカロライナ大学特別名誉教授渡部哲光君が最近出版した自著「アメリ…

リナックス開発物語

アメリカ中間選挙で、まだ確定していないが、ブッシュ共和党の苦戦が伝えられる。共和党が大幅に議席数を減らして、ブッシュ政権が死に体になったら、世界の政治はどう変わるであろうか? * * * リナックス(Linux)開発者である“おたく“リーナスの物語、…

ホテルでの待合政治

北風が強く吹いた秋晴れの一日。N歯科で入れ歯の再調整をした。昼食の際に右上奥歯の痛みは殆ど感じなかった。次回の10日(金)には、「これでよいです」と言おう。歩いて2,3分の所に、こんな名医がいるので助かる。* * * 竹中平蔵前大臣が、大手人…

御先祖様に申し訳ない

久しぶりの曇天の中、深沢の病院へ行く。目の痒みが中々止まらないので。同じ症状で、以前もここで点眼薬を貰ったが、利かなかった。病院へ行って待たされるのが嫌なので、市販の点眼薬を色々と試みたが駄目なので、遂に病院に戻ることにした。近所のT医院…

人生の意味

薄曇の穏やかな秋日和、テラスでのんびりとコーヒーなど飲んで過ごす。家内が大正琴の発表会で、帰りが遅くなるというので、久しぶりに近所のロイヤルホストで夕食を摂った。和風ハンバーグステーキを頼んだが、オーストラリア産ビーフとて、肉の持ち味がな…

入れ歯調整

11月1日に取り付けた入れ歯の調整のために、予約時間の10時45分にN歯科へ行く。 先生「如何ですか?」 私「何ですか!食べるときに右上奥歯が少し痛むのですけれど、そのため噛み方を変えたら、今度は舌の左側奥の上を噛んでしまって、話をする時に、痛むん…

明治節名残の休日

今日も暖かい秋晴れ、しかも休日。なぜ休日なのか、頭の古い年寄りの私には分からない。子供の頃は、11月3日は明治節といって明治天皇の誕生を祝う祝日だった。子供時代を茨城県北部の小さな町で過ごしたが、当時の明治節の日は寒かった。登校の途中に、霜で…

韓国とは絶対仲良くなれない

「週刊ポスト」11.10号に載っている、井沢元彦氏による以下の文を読んで、内容が話し半分としても、韓国と仲良くなることは絶対難しいと感じた。韓国では最近「親日反民族行為真相究明特別法」という、とんでもない法律が国会で成立した。これは、日韓…

差別の再生産

今日も、秋晴れ。入れ歯の完成品ができる予定日なので、午前、近所のN歯科へ行き完成入れ歯を口に入れる。出来はよいようである。4日(土)に噛み合わせ最終調整をするとのことなので、もう一度行かなければならない。面倒だなあ!* * * 奈良市環境清美…