KDDI vs NTT

KDDIとNTTとの間で顧客横取り合戦が激しい。今日も、KDDIから「NTTの光ファイバーではインターネットに全部で7500円ぐらいかりますが、わが社に代えれば、5000円で済みます」という旨の電話がかかってきた。値引き合戦に巻き込まれるのは、不味いと感じながら、正直に事実をいうことにした。「私は85歳になるので、今後、何年生きられるのかわからない。恐らく1年後はインターネットは止めているだろう」と。そしたら「分りました」とおとなしく先方は電話を切った。


昼前にテレビを眺めていたら、爆笑問題太田光の妻であり、光が属する会社の社長でもある太田光代さんが出てきて「17歳の時に大失恋で、死ぬような思いをしたが、その後立ち直った。好きなことをするのが私の仕事の原点」と、羨やましいことを仰っていた。私同様に、違和感を抱く視聴者も多かったのでないかと感じた。こんな言葉を流すNHKもどうかしている。NHKは、職を探す失業者や就活者の心の痛みが分っているのか?
一方完全失業率は過去最低の5%、有効求人倍率は4.6と他人事のように報じている。



文芸春秋7月号が配送された。面白そうな記事を拾い読みする。
頼近美津子『53歳食道がん死』の寂寥」は、玉の輿婚は、女性にとって必ずしも仕合わせに繋がらないことを教えている。
立花隆「『人体実験』僕のがんゲノム解読」も、同じような膀胱がん患者として読むと迫真的である。
政権交代の日が刻々と近づいてきている今頃「わが政権構想:鳩山由紀夫猛獣小沢をこう使う」および「民主『四天王』直撃 鳩山政権で大丈夫?長妻 昭、馬渕澄夫、細野豪志福山哲郎」は時宜を得た企画といえる。