自民党崩壊の予兆

gladson2009-02-06

自民党崩壊の予兆がはっきりしてきた。

第一に、町村派での中川氏の事実上の降格。彼は小泉改革の信奉者である。

第二に、カンポの宿入札疑惑がテレビを賑わしはじめてきた。

第三に、麻生が「自分は小泉郵政改革には反対だった」と明言しだした。


首相、郵政4分社体制「見直すべき」 小泉改革路線と決別:


 麻生太郎首相は5日の衆院予算委員会で、郵政事業について「4つに分断した形が本当に効率としていいのか。もう1回見直すべき時にきているのではないか」と述べ、2007年の郵政民営化に伴う現在の4分社体制を見直す必要があるとの考えを表明した。民主党筒井信隆氏への答弁。

 小泉純一郎元首相が進めた郵政民営化では4分社化の是非が争点だった経緯もあり、政府の郵政民営化委員会(田中直毅委員長)が3月にまとめる郵政見直しの見解にも影響を与えそうだ。

 予算委で麻生首相は「民営化された以上もうからないシステムはだめだ」などと採算性やサービスを高める重要性を力説。小泉改革路線からの決別なのかとの問いには「市場経済原理主義との決別と言うなら、その通りだ」と明言した。鳩山邦夫総務相も「(民営化を撤回し)国に戻すのでなければ聖域なくどんな見直しをやってもいい」と首相に同調した。

*** ****** *****

公明党高木陽介選挙対策委員長は7日午前のTBSの番組で、麻生首相郵政民営化に伴う日本郵政グループの4分社化体制の見直しに言及したことについて、「敵に塩を送る余力が政府・与党にはないのに、塩を送ってしまった。首相の発言は丁寧にやってもらいたい」と厳しく批判した。