麻生人気はカプチーノの泡みたいなもの

gladson2008-10-23

政治家は譬え話がお上手である。例えば渡辺喜美先生は、講演で次のように話したそうだ。

自民党渡辺喜美行政改革担当相は20日、大阪市内で開かれた内外情勢調査会の会合で講演し、「『霞が関の改革をやらないと(経済対策などの)財源は出ない。この際、民主党に任せたらどうだ』という声は全国にまん延している」と指摘した。その上で「自民党が改革は棚に上げて各省の寄せ集め政策でお茶を濁すということになると、次の選挙の結果は見えている」と述べ、次期衆院選に強い危機感を示した。
渡辺氏は「自民党は(公務員改革などで)どうも先祖返りしていることを国民は察知している。それで思うように内閣支持率が伸びない」との見方を披露。麻生太郎首相についても「ほかの人の発言」と断った上で、「麻生人気はカプチーノの泡みたいなもの。最初はてんこ盛りだが、飲もうとすると、カップの底にへばりついて飲めない」と語った。
改革路線堅持の姿勢を明確に打ち出さなければ、支持率上昇は望めないとの認識を示したとみられる。