日本の金融機関、不良債権再発?

7月20日(日) 晴れ
27℃、40%、28℃セット(冷房)
24℃(朝外気温)、28℃(朝室温)、27℃(外気温16.00)



午前中は、色々の報道番組などを徘徊する。
JR東海社長は、リニア新幹線を全て自己負担で25年までに実現する予定という。総費用5兆1千億円。現新幹線が飽和した時、地震災害などに備えてとのこと。運賃は現行の2倍にならない程度といっているが、それで採算がとれるか疑問である。むしろ、同じルートに現行方式の新幹線を走らせた方が、合理的なのでなかろうか。リニアに詳しい友人は、超伝導磁石が振動、疲労で壊れる問題が未解決だというのだが。
・ 「カンブリア宮殿」では、聖隷浜松病院の院長をゲストに迎えて、救急病院でたらい回しが頻発する原因について、病院側の立場から考えていた。原因は、医療費削減の小泉改革にあるという。救急患者を扱う医者の勤務時間は連続30時間以上とのこと。これでは医者の体がもたない。全体の医療費高騰の原因は、CT,MRI、PETなど、医療の高度化にあり、やむをえない面がある。何時、救急車のお世話になるかもしれない私にとって、他人事でない番組だった。
・ 「サンディ・モーニング」では、アメリカの住宅問題は、サブプライム・ローンから、その上のクラスのプライム・ロ−ンに及んできた。それに関して、日本の金融機関は、約15兆円ほどの不良債権をかかえている可能性があると、日本総研の寺島会長は言っていた。不気味な話である。


午後、家内と一緒にBOOK・OFFへ行き、以下の本を買う。
同時に要らなくなった本を10冊ほど引き取ってもらった。引き取り価格は、僅か490円。それでも、燃えるゴミで捨てるより増しである。
山本譲司「獄窓記」
住田正二「お役人の無駄遣い」
・ 野口幹世「存亡 ある名門企業・日本特殊鋼、60年の光と影」
田原総一郎石原慎太郎「勝つ日本」
佐高信「民(たみ)を食うひとびと:新日本官僚白書」
・ 「2006年版:世界の業界地図が一目でわかる本」

以上のうち、「・・日本特殊鋼・・」が1650円と少し高かったが、他は殆ど105円。安い本の間に、高い本が紛れこんでいるから、注意が必要であることに気付いた。