Vの悲劇

6月29日(日) 雨
25℃、60%、No セット
20℃(朝外気温)、24℃(朝室温)、22℃(外気温:16.00)



家内が大正琴のお稽古の関係で、NHKホールへ。ローソンでお握りを買って、1人で夕食をとる。


阿刀田 高作「Vの悲劇」を読み終わる。阿刀田氏の名前は知っていたが、まだその作品を読んだことがない。先日、内容は分からないままに、タイトルが奇抜で面白そうなので、文庫本のこの作品を買った。


推理小説である。不倫する妻安津子が密会のために那須のコッテージにこっそりと入った所、相手は死体となっていた。早々に逃げ出して帰宅する。事件は迷宮入りになったが、自分で犯人を探す。それがごく身近の親代わりみたいな、那須へ行った際に幼子を預けた女性だと判明するという落ちがついている。この間の安津子の不安な心理状態が、通常の小説のように詳しく述べられている。