緑資源機構は本当に廃止されたのか?

6月30日(月) 雨→晴れ
24℃、60%、No セット
19℃(朝外気温)、23℃(朝室温)、22℃(外気温:14.00)



午後、晴れ間が見えてきたので、近所を一回り散歩。

家内が、「今日は、私の誕生日ですよ」と突然いう。この種のことに無関心な私は、すっかり忘れていた。罪滅ぼしに「何かプレゼントしようか。何処かへ食事に行こうか」と、慌てて答えたが、財布を握っている家内は「いいですよ。それよりも暇にして欲しい。楽にしてほしい」という。昨日は、NHKホールへ行って夜9時帰りなので疲れているのだろう。今日は、食事の支度も面倒なのだろう。「夜は、ローソンのお握りですまそうか」といったら、「準備してあるものがあるからいいですよ。それより眠たい」という。


一昨日の「サンディ・モーニング」の録画をみたら、後半で、依然として税金の無駄使いが収まらない実態が明らかにされていた。松岡元農林大臣自殺の引き金になった独立行政法人緑資源機構は廃止になった筈なのだが、業務は森林農地整備センター森林総合研究所などに移管されて、人、予算(590億円)も多くなって、いわば焼け肥りしているという。保水力のある広葉樹林を伐採して、保水力の無い針葉樹林に変えている実態の写真が映っていた。彼等は、自分達の仕事を維持するために予算をとって、こういう公益にならない、林道建設などの無駄な事業を行なっている確信犯らしい。この国は、こういう悪代官を征伐しない限りおかしくなってしまう。余命短い私ですら、この国の将来を憂いているのに、後何十年と生きるであろう若い人たちは、この有様をどう考えているのだろうか。


これに比べればまだ明るいニュース。東京都は、2010年から2020年までに2000年比で、CO2を25%削減するという法案を満場一致で可決したそうだ。一定規模以上の企業が対象で、企業名公表、罰金50万円という罰則付きという。これで企業が逃げ出して、本社の東京一極集中が緩和するというおまけが付けば申し分ない。