複写機とCO2削減

gladson2008-06-21

6月21日(土) 雨→曇り→雨
24℃、67%、除湿
21℃(朝外気温)、24℃(朝室温)、26℃(外気温:13.00)



久し振りの雨で、庭の草木が生き返ったみたいである。

20世紀末までに行なわれたCO2削減努力の結果、日本企業のCO2削減の余地はほとんどない、と思っていたが、どうもそうではないらしい。今日視た、BSiの「グローバル・ナビ」のゲストは、富士ゼロックス社長山本忠人氏。
同社では使用済みの複写機を、全国から年間10万台以上回収し、それらの部材を再利用(リユース)又は再資源化いているという。こういうことができるように、初めから設計しているそうだ。その結果の約30%のCO2削減を達成した。この計画は1995年からスタートして、8年目に黒字化したそうだ。したがって、CO2削減は企業にとってマイナスではなく、プラスだと胸を張っていた。現在、国内ばかりでなく、中国を初めとする東南アジアでも、同様のことを実施中とのこと。
この番組によって、自動車ばかりでなく、複写機の世界でも、CO2削減は企業にとってプラスということが分かった。この社長の座右の銘は「雲外晴天」


録画で、映画「白夜(1985年)」を視た。
ロンドンから東京に向う国際線が、白夜のシベリアのとある空港に不時着した。乗客の世界的なダンサー、ニコライは、ソ連からアメリカへの亡命者だった。ニコライは身元がばれて、レーニングラードでKBGの厳しい監視下におかれる。この監視の目をくぐって、白夜に協力者と一緒にビルを脱出して、第三国領事館に逃げこむまでのシーンが固唾をのませる。米ソ対立時代の話で、今では嘘みたいである。また巧みなダンスに魅了された。

同じく、映画「ザ・ビーチ(2000年)」も視る。珍しい風景と変った生活を見せてくれる娯楽映画である。
退屈なアメリカを飛び出し、刺激を求めてバンコクに着いたリチャードは、ふとしたきっかけでフランス人のカップルを誘い、写真のような美しいビーチがある孤島へ渡る。島にたどりついた3人が見たものは、20人ほどの若者が暮らすコミュニティだった。リチャードたちは、楽園のような暮らしを楽しんだが、土着の農民とのいざこざをきっかけに島を捨てる。アメリカに帰ったリチャードは「楽園は自分の中にしかない」と気付く。

同じく映画「すべては愛のために」を見始めたが、間もなく以前にみたものであるのに気付いた。この場合の“愛”は恋愛の愛ではなく、エチオピア難民救済という博愛の“愛“である。悲惨で厳しい映画だったのを思い出して、切った。