新江の島水族館


6月13日(金) 晴れ
24℃、60%、除湿
23℃(外気温)、21℃(朝室温)、23℃(外気温:15.00)


梅雨の晴れ間の清々しい日和。朝飯後、久し振りに庭のテラスで、安物のウイスキーを数滴たらした薄いコーヒーを、隣家の濃い翠を眺めながら味わった。

それにも飽きて、10時54分発のバスで江の島大橋へ出る。湘南海岸は今、夏のバラック小屋建設の真最中。暫く歩いて、5月17日に訪れて気に入った、イタリアン・レストランIL CHIANTI BEACHEに再び行った。平日だが混んでいる。白ワイン、ソフト・シェル・クラブとマンゴー・シャーベットをオーダした。メニューの写真で見たシェル・クラブはジャンボー・ロブスターのようだった。私の小さい胃袋に全部はいるか不安なので、ウェイトレスに訊いてみたが、笑っているのみなので、ついオーダしてしまった。実際は私の勘違いで、オリーブ油で揚げた大き目の蟹だった。そのため殆ど食べるところがなく、空腹をデザートのマンゴー・シャーペットで満たす破目となってしまった。だが、湘南の海を眺めながら、かつ人間観察しながらの一人食事は楽しかった。


この店を出て、新江の島水族館へ向う。休日は入場券売り場に長い行列ができているのであるが、今日はがらがらである。一般入場料は2000円、少し高いなあと迷ったが、「身体障害者手帳をお持ちの方はお示しください」とあったので、売り場の人に示して訊いたら、半額のそうだ。今まで水族館といえば、箱庭式のものしか見ていなかったが、ここはスケールが大きい。巨大な“相模の海ゾーン”は2階相当分の深さがあると思われる。巨大なエイみたいな平べったい鮫が悠然と、小魚群の周りを回遊している。沢山の水槽に見飽きた後、写真のような、イルカ・ショーを見た。日本にもこんなに大勢の幼児がいたのかと思われる、幼児たちと一緒に暫しイルカのみごとな芸に我を忘れた。

3時ごろ帰宅。海風は冷ややかだったが、バスを降りた途端に、暖かい風を浴びた。


留守中、ガス屋さんが、新しいガスレンジを取り付けに来た。新型なので慣れるまでが大変だと、家内はぼやいている。「危ないから、パパは使わない方がよい」と家内はいう。「馬鹿にするな」と心に思いながら、黙ってききおいた。


明日、埼玉県和光市と東京・渋谷を結ぶ東京メトロ副都心線が開業されるとのニュースがあった。都心の交通は益々便利になる。