三五会

6月7日(土) 晴れ
26℃、57%、Noセット
22℃(朝外気温)、23℃(朝室温)


元いた会社のOB会(三五会)に出た。9時41分発のバスで大船へ。
東京駅から山手線で秋場原、総武線に乗り換えて市ヶ谷で降り会場へ。快速でお茶の水へ出て乗り換えたほうがよいことに後で気付いた。
日常のテレビ、パソコン、本、新聞相手の、家内と二人だけの生活から離れて、久し振りに沢山の(20名ほどの)旧知の人と話あえて楽しい一日だった。80歳台も半ば位になると、こういう席に出不精になるのか、それとも健康状態のせいか、常連の年配者が欠席で、私が最年長になってしまった。そのせいで乾杯の音頭をとるはめになった。
92歳の某先輩が数日前に、普段元気にしていたのに、朝突然奥さんとの話し最中に亡くなられたというニュースを聞いて、こういう死に方が一番よいと、悔やむよりも羨望の声が出た。一方昨年93歳で亡くなられた某先輩は、転んで寝たきりになったが、頭がしっかりしていたので、家族が大変だったという噂話がでた。死に方の研究も大切である。


定年延長で、今も営業でばりばり働いているF氏は来週にまたもや中国へ行くという。中国情勢を色々と聞く。中国の某鉄鋼メーカは世界最大幅3メートルのストリップ冷間圧延機を稼動させるらしい。この圧延機はイタリー製というので、びっくりした。本当にイタリー製の圧延機で中国人がこんな仕事ができるのかと疑問に感じたが、今の世の中何が起こるか分からないので、信ずる他ない。日本には冷間圧延機の建設計画はないので、メーカの技術力は落ちるばかりだという。中国人は信義を破っても平気だということを念頭におかないと、中国では商売できないという。所謂袖の下で、入札の結果が決まるらしい。日本でも、この気がなくはないらしいが、中国ではもっと公然としているようだ。

私がいた会社の現社長が挨拶していたが、このように原材料が値上がりしては、単独で生き残るのは厳しいと嘆いていた。

帰りはタクシーで新橋に出た。5時ごろ帰宅したら、父の日の記念にと思いがけず、次女夫婦からの見事なMIKOMOTOブランドのペン皿のプレゼントがあった。