小説:永遠の都

4月20日(日) 曇り
24℃、42%(加湿)、23.5℃セット
14℃(朝外気温)、18℃(朝室温);195℃(外気温)(13.30)


何となく、体調不良が続き、ごろ寝。家内も風邪で安静生活。冷蔵庫の買い溜め食品を漁りながら、助け合って何となく生きている。


テレビで、ちょっと小耳に挟んだ話。チベットは中国が来るまで、奴隷制だったという。この奴隷を中国が解放したそうだ。従ってチベット暴動を抑圧した中国を非難するのは筋違いだと、在日中国人識者の見解。
中国では、聖火リレーへの抗議活動がパリなどであったことに対して、中国各都市でスーパ「カルフール」などを標的にした抗議デモが起きたそうだ。日本も靖国の二の舞にならないように注意した方がよい。相手は、幼児性大国なのだから。


加賀乙彦「永遠の都(1) 夏の海辺(新潮文庫)」を読む。昭和10年の東京における、中流の上の方(大病院長、会社社長、元代議士、大手企業社員)の家庭生活を中心とする風俗、世情が描かれていて、淡い郷愁を誘う。この大河小説は(7)まで続き、昭和22年ごろで終わるらしい。あの大戦争は勿論、宗教問題も含み、奥が深い小説のようだ。逐次アマゾンにオーダして、全部を読む予定である。生きている楽しみが一つ増えた。