チベット情勢

3月23日(日) 晴
24℃、33%、25℃セット
8℃(朝外気温)、16℃(朝室温);18℃(外気温)(12.00)



今日も春暖の好日。昨日の疲れが少し残り、足がちょっと痛いので、屋内で過ごす。

テレビや新聞がチベットで起こった暴動のニュースを流しているが、報道管制が厳しく、真相は不明としか言いようがない。
それにしても思う起こすのは、2〜3年前ほどに、NHKが放映した中国全国歌謡大会。この番組で、チベット族若い女性が「中国共産党がきた・・・暮らしが豊かになった」という趣旨の歌を熱唱していた。この時は、チベット族と中国本土人との融和は完成していたものと感じた。この歌は反語または痛烈な皮肉だったのかもしれない。とにかく、数十民族を含む大国・中国の統治が至難なことを、今回の事件によって、改めて痛感した。

数年前に、青海省からチベットに通ずる鉄道が完成した。これでチベット族の移動が楽になり、中国政府は感謝されてよい筈である。しかし、中国政府によるチベット統治を容易にしたとして反感をかっているのかもしれない。


小泉信三著「海軍主計大尉小泉信吾」をほぼ半ばまで、読む。息子の戦死を悼む父親の気持ちに同情する。一方、信吾氏は良き父を持ち、恵まれていたなあ!!と感じる。