映画:アンナと王様

3月8日(土) 快晴
23℃、33%(就寝前加湿)、25℃セット
2℃(朝外気温)、13℃(朝室温);14℃(外気温)(12.00)



穏やかな春の日和。少し遠くまで近所を散歩した。黄、白、紅と様々な春の花が街を飾っている。


録画で映画「アンナと王様 前編(1999年)」を視る。時は明治維新の頃。未亡人となったイギリス女性がシャム(タイ国)で、シャム王の王子たちの教育係りとなり、種々の事件に巻き込まれる。最後のシーンは、明治の鹿鳴館そっくり。タイ国が西欧諸国の植民地とならないで、今も王室が続いている不思議さに改めて感心した。


司馬遼太郎街道をゆく 32」の中、「紀ノ川流域」の箇所を読む。根来について詳しく書いている。昔、根来寺という大寺があったが、秀吉に焼き討ちされて、今は殆ど何も残っていないそうだ。木の文化の悲劇である。「紀の国」というのは、今も和歌山駅近くに原始林が残っているほど、樹木が豊かなため「木の国」と呼ばれたのが、語源らしい。昔の根来塗りを絶賛している。