街道をゆく6、7

3月7日(金) 晴
23℃、35%(就寝前加湿)、25℃セット
5℃(朝外気温)、13℃(朝室温);12℃(外気温)(12.00)



T医院へ行き、何時もの胃薬およびPL散を貰う。


この数日かけて、司馬遼太郎の「街道をゆく7 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみちほか」および「街道をゆく6 沖縄・先島への道」を読んで、司馬さんと一緒に甲賀、伊賀、淡路島、大和・壷坂、出雲および那覇糸満石垣島竹富島与那国島への、歴史旅行を楽しんだ。理由はよく分からないが、司馬さんの文章には人を惹きつけるものがある。司馬さんによると、沖縄人も日本本島人も同じ日本民族であるという。特徴は短躯。
沖縄人が概して温和なのは、鉄器の到来が遅れたからでないかと、司馬さんはいう。沖縄地方では砂鉄を産しなかった。
一方出雲地方は砂鉄からの製鉄の先進域だった。鉄製農器は農業を盛んにし、人口の増大を招き、鉄製武器は農地拡大のための戦力を増大させる。従って戦いが激しくなる。


録画で、日本映画「化身(1986年)」を視る。渡辺淳一原作の同名小説の映画化という。深夜番組である。最後の方に出る「男は渡し守りだ」というセリフが印象的に残った。