ゆりかもめ


2月12日(火) 小雨
23℃、33%(就寝前加湿)、25℃セット
6℃(朝外気温)、13℃(朝室温);6℃(外気温)(12.00)


小雨が一日中降りしきる。このようにして暖かい春が次第に近づくのだろう。


高血圧のせいか網膜をやられて視力が0.1に落ちてしまったという、日吉に住むS君から久しぶりに電話があった。山の方に散歩に行ったら川(矢上川?)に出て、そこで‘ゆりかもめ’を見たというのである。突然‘ゆりかもめ’といわれて、新橋とお台場を結ぶモノレールを思い出して混乱して、話がちぐはぐになってしまった。S君がいうのは、本物の鳥の‘ゆりかもめ’のことらしい。「どうして分かったのか」と訊いたら、「双眼鏡で特徴を掴んで、帰宅してから図鑑で調べたら、そうと分かった」という。この程度に物が見えるのならば、日常生活にさして不自由ないだろうと、友人のために安心した。しかし新聞のような細かい字は読めないそうである。さぞ辛い日常であろうと同情した。4月の中旬ごろ、飛鳥山公園での再会を約した。

鳥に関してうといので、ネットで調べたら、「冬に暖地の沿岸に集団で渡ってくる。春には北に帰る海だけでなく大きな川にもさかのぼって飛んでくる体長40センチ位、足と嘴が赤い頭は夏には黒いが冬になると白くなり頬に黒い点が残る羽は灰色で先と尾は黒い。集団性が強く、たくさんで空を舞うと白く光り雲のようで美しい」とあった。外観は写真に示されるようなもののそうだ。


録画でモノクロ映画「ガス燈(1944)」を視る。主演は名優イングリッド・バーグマンシャルル・ボワイエ。ガス燈時代のロンドンを舞台にした見ごたえのあるサスペンスである。アカデミー賞受賞作品らしい。