CO2排出削減

1月19日(土)晴れ
20℃、36%(就寝前加湿)、24℃セット
2℃(朝外気温)、9℃(朝室温);7℃(外気温)(12.00)


いつもの胃薬を貰いにT医院へ行く。ついでに「少し風邪気味なのですが」と言ったら、症状を訊くから、「少し鼻水に時々咳があって、熱は特にありません」と答えたら、PL散、メイアクト抗生物質)とトクレス(咳止め)を4日分くれた。どうみても過剰投薬である。欲しかったのはPL散だけだったのだ。PL散だけと指定しなかったのは、お医者さんの面子を慮ってのことである。このようにして、健康保険はパンクしかかっている。

外気は非常に冷たいので、家内に車で送り、迎えしてもらう。


BS1「地球特派員スペッシャル:カーボンチャンス」を視る。正月番組の再放送である。CO2排出削減のための、ドイツの熱烈な取り組みが紹介されていた。理想というか、目標に向って国家的に取り組む姿勢に、かってのナチズムを想いだした。温暖化は、地球全体からみたら、ドイツ一国がどんなに頑張っても解決できない大問題である。この大問題に、何故ドイツが熱心に取り組むのか、理由を考えてみた。
ドイツは地震や噴火,台風がない恵まれた国である。したがってこれらの天変地変で国土が滅びるおそれがない。巨大隕石の直落下以外は。
一方日本は、何時大地震や大噴火などで国土が壊滅状態になるかもしれないという危機を孕んでいる。つまり100年後の平穏な国土に対する保証はない。今の間に、石油の恩恵を満喫したらよいと、少なくとも私は思っている。
地震などのないドイツは、地球温暖化を乗り切れれば、また原爆災害がなければ、100年後の平穏な生活が保証されると信じることができる仕合わせな国である。

要するに、無常観を抱く日本人は本気になって、100年後の世界対策を講ずる気になれないのでなかろうか。