自民党大化け

1月18日(金)曇り
21℃、33%(就寝前加湿)、23℃セット
2℃(朝外気温)、10℃(朝室温);5℃(外気温)(11.00)


屋外は氷室のような寒さ。しかし、今日初めて薄手のカシミヤセータと厚手の手編み様セータを重ね着してみたら、その効き目があったのか、あまり寒さを感じなかった。


通常国会が召集され、福田首相の施政方針演説が行われたようだ。夕刊によると、(A)低炭素社会実現を訴え、(B)行政や政治を「国民本位に改める」、具体的には消費者行政担当相を常設し、複数の省庁にまたがる消費者行政の窓口を一元化して「新組織」を設置するという内容が大きく取り上げられていた。
(A)については、洞爺湖サミットで大きな顔をしたいという下心が丸見えである。日本たけが低炭素社会を実現しても、世界のそれが実現する保証は全くなく、わが国の経済工業力が衰えてババを引くだけである。
(B)については、「あかふく」などの食品偽装事件に悪乗りした官僚の発想に従って、新組織を作ろうというのだろう。行政整理の理念に反するのでなかろうか。

とにかく、今まで経団連と一体になって生産者重視の立場にあった自民党の姿勢が180度転換して、消費者重視に大化けしたのは、昨年の参院選での大敗の影響によるのであろう。選挙での一票は大事である。