ミサイル防衛は霊感商法か!

1月11日(金)薄曇り
22℃、37%(就寝前加湿)、23℃セット
2℃(朝外気温)、14℃(朝室温);15℃(外気温)(11.00)


久しぶりに近所の特定郵便局へ、郵便振替払い込みのために行った。結構混んでいて待たされた。この調子では、ここの郵便局は生き残るだろうと一安心した。思えば、平成17年の郵政選挙のときに、東京、神奈川地区などで、自民党が圧勝したのは、選挙民が自分達の近くの(特定)郵便局は、民営化しても生き残れると踏んだからでなかろうか。民営化して困るのは山間部の僻地の住民である。大都市部では影響ない。


話は飛ぶが、日本の「イージス」対空ミサイル・システム搭載護衛艦「こんごう」が、ハワイ諸島のカウアイ島沖で、弾道ミサイル迎撃実験に成功したとのニュースが、昨年暮れに流れた。これで北朝鮮弾道ミサイルに対して安全になったと少し安心したものである。

しかしこのシステム搭載のイージス艦を4隻だけでも揃えるのに約1兆円という厖大な費用がかかるらしい。しかも、北朝鮮は「ノドン」を200基を持つといわれている。核弾頭は数発しかなくても、火薬弾頭付のミサイルを交ぜて、一斉射撃されるとミサイル防衛システムは突破されてしまう。大金を投じて魔除けのオフダを買うようなものだ。

ミサイル防衛は「霊感商法」に似ている。不安感を免れようとお守りを買えば、それでは済まず、さらに高価な壷などを買わされることになりかねないと、軍事ジャーナリストの田岡俊次さんは警告している。最近の守屋防衛庁事務次官山田洋行の癒着疑惑などで、国民はやっとアメリカという神様のたくらみに気付いた。


永久に解決しそうもない拉致問題にケリをつけて、北朝鮮との和平協議を進めるのが、国益に叶うのでなかろうか。