学習院輔仁会音楽部定期演奏会


11月23日(金)晴れ
24℃、38%(加湿)、24℃セット
7℃(朝外気温)、14℃(朝室温);11℃(外気温)(9.30)


よこすか芸術劇場で催される学習院輔仁会音楽部第51回定期演奏会を聞くために、午後、家内と一緒に横須賀へ行った。近くて遠きは・・・といわれるように、横須賀へ行くのは生まれて初めてである。また自(護?)衛艦らしい船も始めて見た。この演奏会に孫娘が参加するというので、割り当てチケットを買ったせいもある。

JR横須賀駅からの途中、タクシー運転手に
原子力空母の入航予定で横須賀は騒がしいでしょう」と話かけたら、
「どうでしょう。この街の住民の殆どは基地関係で食っていますから、空母が来なくなったら、街は潰れますよ。騒いでいるのは、外部の人たちだけでしょう」と意外な言葉が返ってきた。

余計な話はそれまでとして、この芸術劇場の観客席はヨーロッパ王朝風の豪華な造りになっている。3階から7階までU字型の席があり、今日は1〜2階は殆ど満員だった。入場の際にチケットのチェックがないのには驚いたが、さすが皇室に関係のある大学はおっとりしたものだと感心もした。

曲目は:
ブラームス「大学祝典序曲」
シベリウスフィンランディア
ベートヴェン「交響曲第9番、合唱付き」
指揮者:船橋洋介
という豪華である。

大型平面テレビで視聴するのと違う、迫力ある演奏に酔った。今日の演奏者全員はアマの大学生であるが、プロみたいな腕前である。もっとも、生来の音痴の私のいうことだから当てにならないが。とにかく楽しい演奏会であった。風邪で来る予定のなかった孫の父親(私の娘の連れ合い)にも会った。生来音楽好きの上に、娘の演奏(ヴィオラ)とあって、じーっとしておれずに、熱をおして来たのだろう。後で風邪をこじらせなければよいが。