研究所OB会


11月20日(火)曇り→晴れ
24℃、40%、24℃セット、加湿
6℃(朝外気温)、15℃(朝室温);13℃(外気温)(10.00)


横浜駅東口、スカイビル27階にある「クルーズクルーズ」での、研究室OBの昼食会に出た。出席者は、私よりも10歳ぐらい若いY氏、O氏、W氏、N氏に、私を加えて計5名。個室ての、バイキング方式なので、料理は大部屋から取ってくる仕組み。室内の隅にある棚にキリン製ウイスキー麦焼酎芋焼酎、赤いリキュールに杏酒などのビン(殆どが500ml)が並べられており、呑み放題である。料金は3000円と安い。セルフサービスのせいであろう。

地方の県立大学教授から最近足を洗ったN氏による大学の裏話に盛り上がった。大学は、予想以上に嫉妬の世界らしい。
親から譲りうけて天理教の教区長をしているO氏は、健康そのもので麦焼酎を1人で1本あけて、酔いのせいか気炎をあげていた。一般に日本人は無宗教といわれるが、天理教徒が約200万人、創価学会員が約700万人、その他キリスト教徒などを含めて宗教信者は約1千万人いるだろうという結論になった。しかし正月の神社、仏閣の賑わいなどから推して、それ以外の日本人も殆どが何となく「神、仏がいる」と信じているようだということになった。O氏は、卓上に持ってきたご馳走を、「残すと神様に叱られる」といいながら、一生懸命にきれいに平らげていた。生き物を食べる時は「申し訳ありません」と心に念じるそうだ。蚊にさされても、血を吸わしたままで、殺さないのが、神の教えだとかいう。凡人の私にはとうてい真似もできない。

話題は昔の仲間たちの動静に及び、所内で共産党の活動をしていたとして首を切られ、裁判に訴えた女性社員T・Sの裁判に、N氏が証人として立った体験談がでてきた。Y氏は、そのいきさつを実名いりで書いた彼女の自伝を図書館で読んだことがあるという。書名は忘れたが、著者名で検索すれば分かるのでないかという。帰宅後に、早速検索したらAmazonにあった。罪滅ぼしに購入の手続きをした。


ここの予約時間は、14時半までなので、席を西口の東急エクセルホテル地下にある、薄暗いカフェ兼バー(酒は夜間のみ)に移って、暫く歓談を続けた。案内人のW氏は「ここは、お見合いによく利用される」という。そういわれれば、そういう雰囲気がある静かな品のあるカフェである。