Always 三丁目の夕日

11月3日(土)曇りー晴れ
24℃、45%、24℃セット
13℃(朝外気)、19℃(朝室温);17℃(外気)(15.30)



今日は文化の日。そういわれても、戦前生れの私にはピンときない。戦前は明治節という祝日だった。おそらく明治天皇のお誕生日だったのだろう。小学生の時、君が代を歌った後に大きな紅白饅頭を貰えるのが楽しみだった。今の子供はこんな喜びを知らないだろう。貧しい者だけが味わえる喜びである。


テレビ漬けの一日だった。午前はBSiの「グローバル・ナビ」を視た。ゲストはブロードキャスターという珍しい名の職業をもつピータ・バラカン氏。英国人のようだが流暢な日本語を話す。東京ミッドタウンの豪華なライブ・レストラン(ビルボード?)のライブと料理などが紹介されていた。司会者の島?氏が「日本も成熟した」と感心していたが、その通りだと思う。それが仕合わせかどうかは、別問題である。最近の音楽市場の傾向が話題になっていたが、音痴の私にはどうでもよいことである。


その後、昨夜録画した映画「Always 三丁目の夕日」を視た。何とか賞を貰ったとかで有名な映画である。今日続編が公開されるので、その宣伝用らしい。懐かしい昭和30年頃の東京麻布付近のバラック商店街が舞台のようである。良い映画である。緑の都電や特約店という看板が目につく。1台の14インチ・モノクロテレビの前に街中の人が集まった。そんな時代の中にも喜びと幸福はあった。
哀しい人情物語だが、恋人たちや、捨て子とその養い人が別れた後を知りたいという気持ちが見終わった後に自然に湧いてくる。続編が受けることは間違いないだろう。
最後に聞いた「生き残った者は、死んだ者の分まで仕合わせになれ」というセリフは胸に響いた。生き残った者も段々数が減ってきた。


夕方、家内に頼まれて運動がてら、生協へ「週刊文春」と「週刊新潮」を買いに行った。守屋前防衛事務次官接待事件の詳しい情報が載っているようである。