超低金利とデフレ

東側下前の家の建て替えのための取り壊しが始まって,うるさい。お互い様だから仕方がない。

今日の夕刊によると、アメリカは0.5%の大幅利下げをしたが、日銀は据え置きの見通しとのこと。我々庶民はいつまで銀行に奉仕して、吸血されなければならないのだろうか?経済のことは、よく分からないが、某有名経済評論家は超低金利がデフレの原因だと述べていた。この説が正しいなら、半永久的にデフレと超低金利が続くであろう。絶望的である。

狭心症の治療にもちいるカテーテルで、外径1・4ミリという世界一細いものが開発されたという、心臓に持病を抱える私には、耳よりの明るいニュースも載っていた。手首からの動脈挿入にも適しているという。従来のものは、外径2・1ミリ〜2.7ミリ程度のそうだ。


そうかと思うと、京都では、娘が斧で就寝中の父親の首を切って、殺害したという凄惨な事件も起こっている。まるで戦国時代に先祖帰りしてしまったような始末である。戦国時代は、合戦に参加して、自軍の大将の首を取って、敵に持っていくと褒章をもらえたという嘘のような話がある。徳川時代になって、これでは、社会の秩序が保てないというので、儒教を広めたようだ。現代は金をめぐる戦国時代なのだろう。法律でなんとか秩序を保っているが、その手前のモラルが崩れてしまった。そういう点では、儒教の精神が生きていた、堅苦しい戦前が懐かしい。戦前、戦後も一長一短であり、理想の社会を作ることは至難である。自然の流れにまかす他ないのであろう。