自民党歴史的大敗

自民党が皮膚感覚的に大嫌いな私は、昨夜から今朝1時半にかけて、ちびりちびりと祝杯をあげながら、参議院選挙での自民党歴史的大敗(37議席)の現場をテレビでみた。お蔭で今日は眠い。公明党も惨敗(9議席)。民主党躍進、初の第一党(60議席)となる。


それでも安倍総理は、「改革を進め、新しい国をつくっていくため」辞めないという。新官邸と新公邸がよほど居心地がよく、去り難いのだろう。気持ちは分かる。

民主党にとっては、その方が攻め易く好都合かもしれない。選挙戦の時、安倍は“私をとるか?小沢をとるか?”と絶叫したそうである。国民は小沢をとったのである。それがはっきりしたのだから、政権選択の選挙ではないとしても、潔く退陣したらよいと思うのだが。往生際が悪い。この‘絶叫’をネタに参議院で野党に仕掛けられることは間違いない。

座談会で、片山さつきは「広報戦略で、“美しい国”をと言っていたが、松岡大臣の自殺でガツンときた」と、田原に突っ込まれて遂に洩らしていた。自民党内には、安倍批判の声ならぬ声が満ちているようである。これからの展開が面白い。