ダブルパンチ

この数日間の、気温の大きな変化に衣替えがついていけず、そのため鼻風邪気味が抜けない。風邪には安静が一番と聞いているので、家に閉じこもってだらだらとテレビを視たり、読書で時間を過ごす。

米下院が「従軍慰安婦問題について日本の首相が公式に謝罪するよう求める決議」を、本会議の発声投票で異議が出ることなく、採決したとのニュースが流れた。余計なお世話という気がするが、日米関係の重要性を考えると、聞き流しにはできない事件である。あえて勘ぐると、「アメリカによって作られた“戦後レジーム”からの脱却」を目指す‘生意気な’安倍首相に対する、アメリカ政界の反撥がこの形で顕れたのかもしれない。

この秋の臨時国会では、インド洋に展開する米艦隊を自衛隊が後方支援する‘テロ対策特別措置法‘が議題になるそうだが、小沢氏は「賛成というわけはない」と反対する考えを今日表明したそうだ。

対米関係の一つをとっても、続投を決めた安倍首相に正念場が迫っている。

年金問題で男を上げた長妻議員は、「今後は、参議院での多数派を背景に、年金以外の問題でも情報開示をどんどん迫っていく」と、いきまいている。