柏崎刈羽原発内部公開

中越沖地震発生以来1週間ちかくなるのに、大きな被害が起きたとされる柏崎刈羽原発の内部の情報公開は、今までテレビや新聞などで一切みられなかった。そうなると、デマや流言飛語が生ずる。

例えば、7月18日の某超有名ブログによると、東電の社員寮で食事の世話をするパートにいっている母から娘さんが聞いた話として、「地震の翌日からもパートに行っている。原発の中央制御室の天井が落ち、とても酷い状況になっている」そうだ。

このブログのせいかどうか分からないが、今朝の新聞には、柏崎刈羽原発内部を公開したとして、作業員が整然とパネルを監視している状態を示す7号機の中央制御室の写真が載っていた。これで、ひとまず安心した。だが7基あるうち他の原発の中央制御室はどうなのだろうかと、政府や東電の秘密体質に散散騙されてきた身として100%安心する気にはなれない。おそらく参議院選挙が終わったら一気にニュースが流れるのだろう。それまでは都合悪いことは隠し通すのでなかろうか。

これに関連するが、この原発国際原子力機関IAEA)が調査に入る意向を示したことに対し、政府が調査団の受け入れを当面見送る意向をIAEAに伝えたと、朝刊に載っていた。理由は、事態の収拾や調査は自力で可能、今は現場が混乱しているため調査団を受け入れる余裕がないとのことだ。何やらうさん臭いものを感じる。原発が運転停止になるのは差し支えないが、放射性物質を大量に放出されたら大変だ。