雅子さまのお気持ち

いつまでも湿っぽい梅雨空が続く。輝かしい真夏日は何時来るのだろう。

昼前にK治療院へ行く。午後はハイビジョン金曜シネマ「きみに読む物語」の録画を視る。歯の浮くような、少年期から老いて共に死ぬまで続く純愛映画でリアリティがなく、どうしようもない内容だが、最後まで視てしまったのは、まだ気分が若いからだろうか。

昨日のテレビニュースで久しぶりに、相撲見物をされておられる皇太子御一家を拝見した。適応障害症といわれる雅子妃もお元気のご様子。

雅子様といえば、ベストセラーとなった「下流社会」の著者三浦 展氏は、雅子さまの気持ちは皇室内の「派遣社員?」と、失礼な、でも面白いことを、次のように言っている。

現在の皇室に注がれる国民の視線は、伝統文化として容認はされるが憧れを集めるわけではなく、好奇の対象である。雅子さまの閉塞感はそうとうなものだと思います。未婚の派遣社員に希望がない、社会の中に居場所がない。雅子さまのいまのお気持ちは、皇室内の「派遣社員」のようなものでないでしょうか。もちろん結婚はされているわけですが、「今日はこれをいつまでにやってください」と言われて応じるだけ。
本当の派遣社員たちは仕事に張り合いが持てないぶん、消費や趣味の活動が旺盛です。だから雅子さまも息抜きをしないと窒息してしまいますよ。もしお望みならもっと仕事を選ばれてよいだろうし、海外旅行を楽しまれたりしたほうが、国民はほっとすると思います。