大仁田参議院議員

先週末の暑さと打って変わって、今日は小雨がそぼ降り、肌寒い。
K治療院へ行ってから、T医院へ寄る。胃薬のキャベジン(粉末)をエクペック(顆粒)に変えたほかは、何時もと同じ薬を貰う。ついでにローソンへ行き、今日発売の「週刊ポスト:7.6」と、明治のおいしい牛乳(500ml)紙パック1個を買う。少し重たいので、僅かな距離の緩やかな勾配の坂道をフーフー云いながら帰った。こういう時は、平らな所に住みたいと思う。


週刊ポストの表紙の最上段に「参院選前のご乱行!AV女優、19歳キャバ嬢・・・そしてカップルたちは個室へ消えた:大仁田厚センセイが国交省役人を招いた『性の乱痴気』写真」と大きく出ていた。
内容は、大仁田氏が「1ヶ月前に越したばかり」という港区高輪の高級マンションの1室に、P氏、Q氏そして、7名の女性たちが集まった。大仁田センセイは女性たちに、P氏とQ氏を「東大卒のキャリア」と紹介した。さらに「将来の事務次官候補」と付け加えると、女性たちからは「すご〜い」と感嘆の声が上がる。

以下は、青少年の教育に悪いので、ご想像に任せて詳述は省くが、国交省内部の人なら誰かおよその目星がつく程度に、P氏、Q氏の風貌や略歴も載っている。


官僚たちは、この会を「大仁田議員を大臣にする会」と女性たちに説明していたそうである。それにしても、官僚制度改革を表看板にし、そのために参院選挙日を延期した安倍内閣のお膝元の自民党国会議員から、こんな政官癒着の狂宴が開かれたとは呆れてものがいえない。


この記事が出ることを事前に知ったのか、22日の記者会見で大仁田議員は、「安倍総理大臣の意向によって国会の会期が延長され、参議院選挙の投票日が想定よりずれ込んだことに抗議したい」と恰好いいことを云って、比例代表の公認を辞退し、立候補しない意向を明らかにしたという。この話をニュースで知った時は、「こういう立派な国会議員もいるのか、日本の政治家も捨てたものでない」と感嘆したものだ。しかし今日この裏話を知って大がっかりした。

今日のニュースでは、大仁田氏は「今後、猛勉強して東大合格を目指す」という。国民の代表という教育制度をいじれる国会議員になっても、東大コンプレックスがあるのか? 世界の他の国には、こういう例はないだろう。日本の社会は異常である。
この上は、みごとに東大に合格して、東大プロレス部を発展させることを期待したい。