芝刈り

明日は雨というので、夕方、今年2回目の芝刈り(電動芝刈り機での)をした。「アリアース」(5月20日のブログ)で蟻を絶滅させたせいか、盛り上がった裸の蟻塚がなくなったので、今日は砂煙をあげることなく、芝刈りができた。
これから秋口まで芝刈りが大変だ。若いときは、できるだけ広い庭をと思ったが、老いては自分で維持するのは容易でない。


芝生にこだわったのは、下手の横好きでゴルフ・パットの練習をしようと考えたからである。それで最初に家を建てたときは、できる限り広い面積に芝生を設けた。冬に日蔭になる場所の芝は生育しないことをこの頃悟った。そのため20年ほど前に、改築した時は、冬に日蔭になる場所は、植栽やタイル張りのテラスにして、年中陽があたる所を芝生にした。したがって猫の額ほどの狭い芝生であるが、80歳を越えて足腰が弱ると、年々芝刈りが億劫になる。お金を出して業者に頼むほどの面積でないので、自分でやる他ない。


全体を露地にすることも考えたが、そうすると雑草がはびこるだろう。草取りは芝刈りより骨が折れるだろう。煉瓦張りも考えたが、趣がない。庭がないような狭い敷地だと冬の日当たりが悪くなる。漱石ではないが、貧乏人には兎角一軒屋は持ち難い。