コムスン社長辞任

今日、変な電話がかかってきた。女のきれいな声で「高金利の借金がお有りの方は、肩代わりします・・・」と、全部言わせないうちに、「結構です」と一言云って切ってしまった。詐欺の多い時代だ。気を付けないといけない。そういえば、何処かの国の、前の総理大臣は詐欺の天才だった。下は上に見習えということか?


先程コムスンの親会社であるグッドウイル・グループの会長CEO折口雅博氏の記者会見がliveで行われているのを途中から視た。コムスン社長樋口氏が辞任を表明し、一切の責任は樋口氏にあり、折口氏は関知していなかったという。これでは、トンボの尻尾切りではないか。
記者からの「会長は辞めないのか?」という質問に対して、「1人でも多くの高齢者の尊厳を守るというグッドウイル(コムスン)の理念を果たすのは自分しかいないから、このまま続けさせて頂きたい」とキレイ事を言って、責任を取るとは云わなかった。後継者が育っていない企業の先行きは暗い。今回の脱法とも思われる措置をとった訳を尋ねられると、「お客様へのサービス継続、および全従業員の雇用継続を図るため」と定石通りに答えていた。

会長は3年前に42歳で経団連の理事になり、一時期、東京は芝浦の巨大ディスコ「ジュリアナ東京」の仕掛け人として名を馳せた、ばりばりのやり手のそうである。「介護は宝の山」とうそぶき、私たち年寄りを食いものにしている悪のようである。

折口といい、堀江といい、経団連の権威も地に落ちたものである。

厚労省は、年金問題の失点を、コムスンで取り戻そうとしているのかもしれない。そういえば、社会保険庁労働組合が、今後は残業もして一生懸命働きますと反省とお詫びをしているそうだ。残業代は貰わないのだろうな!そっくり貰ったら、盗人たけだけしいという他ない。