主夫生活

朝、今日も風は強いがよい天気になりそうだと思いながら、草花に水やりした。ペットと同じで草花は水やりや、除虫、肥料やりなどを適宜にして可愛がると、綺麗な花を咲かせて楽しませてくれる。可愛がり甲斐がある。

今、毎日赤いハイビッカスの大輪の花が、咲いては落ちと繰り返している。紫陽花も色づき始めた。間もなくアラマンダやのーぜんかずらが花開くはずである。秋の花と思っていた、コスモスが今日も綺麗に咲き誇っている。

髭を剃ってから、コップ1杯のピルクル(僅かに甘い乳酸菌飲料)を飲みながら、朝刊をゆっくりと読んだ。この楽しみのために生きているようなものである。酒好きが酒の楽しみのために生きているように。
飲み終わってから、ジャムを塗った食パン一枚と牛乳、ハム、トマトの軽い朝飯を取った。

歯を磨いてから、風呂掃除と洗濯の主婦業を一応こなした。それからテレビを付けたが面白そうなのがないので、切って、書斎に入り、歌詞などのコピーをした。余りに音痴なので、80台の独学で耳たけでも、音階が分かるようにと、果かない夢を抱いて。

それから、K治療院へ行って低周波治療を受け、その足でS病院へ家内の様子を見に行った。「昨夜は、新しく入った患者のいびきが大きくて眠れなかったから、地下の売店で耳栓を買ってきて」と頼まれた。下瞼が普通人のように赤くないので、未だ完全に貧血が治っていないようだ。家内が不味いと云いながらお粥を食べている最中に主治医が立ち寄った。「土曜日に退院して宜しいですよ」と言われる。結局1週間入院の積もりが10日位に伸びてしまった。最初は翌日に帰れると、思っていたのが甘かった。アメリカに長年住むクラスメートは、「昨年春に腹を切ったが、翌日退院した」と言っていたが、退院させられたのかもしれない。この点日本の保険制度の方が親切なのだろう。何時までこの制度が持つだろうか?

帰宅したら、Amazonにオーダした「役に立つ落語:山田敏之(新潮社)」が着いていた。早速読みながら、豆乳とバナナ、あんぱん等の軽いランチを取った。面白い。夢中で50頁位まで読んだら、食べ終わっていた。残りは、後の楽しみにして置くことにした。

それから忘れないうちに、家内に頼まれた、韓国ドラマの録画予約をした。・・・・で、半日が終わった。