超伝導リニアモーターカー

昼食後、大船へ行き、Oh_Plazaでヘアカットしてから、エコ=ブックで「絶対音感最相葉月」、「シナリオ=エーゲ海に捧ぐ池田満寿夫」、「帝都東京・隠された地下網の秘密(2):秋庭俊」を買う。またヤマダ電気で、CannonエコノミーフォトペーパーEC−201(L−200枚入り)を買う。
その後、何時ものようにColoradeで’アエラ’を読みながらコーヒーを飲んで水分補給をした。外気は少し冷やっとする。


今朝の新聞によると、JR東海は、超伝導リニアモーターカーの営業運転を、平成37年をめどに首都圏−中京圏間で開始する、と正式に発表したそうだ。 現在18.4キロにとどまっている山梨リニア実験線を、平成19年度から3500億円を投じて25年までに42.8キロに延ばし、その後も同実験線の延伸を進め、東京−名古屋間を結ぶ中央リニア新幹線の開業に向けて具体的な検討を進めるという。

営業開始は、30年先で、総事業費10兆円という実に壮大な計画である。日本人も肝っ玉が大きくなったものだ。宮崎県でパイロットラインでの実験を始めたのが、昭和50年頃であるから、仮に成功したとしたら、60年、人の一生かかってのプロジェクトということになる。

この件に詳しい友人の話しによると、技術的には完成したが、運賃は、今の新幹線の数倍になるだろうとのことである。航空機と競争して採算が採れるのだろうかと、他人ごとながら気になる。ツケは国民ということになるが、失敗したら誰が責任をとるのだろうか。