映画:砂漠に舞う羽根

昨夜BS−フジ放映の「サハラに舞う羽根」の録画を視る。有名な小説に基づいた映画らしいが、原作を読んでいない私には、一度視たたけでは、ストーリがよく分からない。時代は1880年代の日本でいえば、明治初期の頃の古い話のようだ。字幕の翻訳も良くない。例えば、soldierは「兵士」になっているが、ハリーとその友人たちは、将校なので「軍人」と訳した方がよいと思われる。

元英国軍将校だった主人公のハリーが土民軍と一緒に、スーダン侵略のために派遣された元友人将校が指揮する英国軍と闘ったのかどうか。よく分からない。ネットでストリーを調べると逆のようであるが、もう一度視て確かめる気はしない。砂漠での戦闘のシーンが余りに残酷なため。
とにかく戦いの大義愛国心、名誉心、友情、ラブ、命(イノチ)の間で揺れ動く主人公ハリーから、何が最も大事か、人生を見つめ直そうとした映画のようである。

ハリーは、部隊に植民地侵略命令が下った後、除隊を申し出て許可された。事実そういうことがあったとすれば、当時の英国の大らかさに驚く。