TIIDAに試乗

今日、昼過ぎ家内の運転で家の近所を、日産のTIIDAに試乗した。今まで乗っていたシルフィに比べてエンジン音がとても静かである。その他、細かい改良(ベルト式オートマチック変速機、後部座席の遮光窓の標準装備など)が色々加えられている。一応気にいったので、家内の名義(私が倒れた後の面倒な手続きを省くため)で買うことにした。これが、我が家の最後の新車購入となろう。納車は月末ごろという。

こうなったそもそものいきさつは、次のようである。
1年間はもつというフッ素樹脂コーティングをシルフィにしてから、1年目になったので、再コーティングを日産に頼んだら、我が家担当のなじみのセールスマンS氏が黄色い車で朝に来て、その車を車庫に置かしてくれと言って、シルフィに乗って工場へ向かった。夕方コーティングが済んだシルフィを返しにきた。その間、その黄色い車を覗いたらTIIDA という車種のようだ。シルフィよりやや小型で、年寄りにはスーパなどでの車出し入れが楽になりそうだと、家内と考えが一致した。シルフィは買ってから7年目になり、買い替えしようかどうか思案中だった。それでS氏に、この車のサイズについて一寸訊いてみた。

そしたら翌日、日産車のカタログが沢山、郵便受けに入っていた。
2,3日放置しておいたら、今度はTIIDAの見積書が郵便受けに入っていた。シルフィとほぼ同じ値段である。そのまま放っておいたら、
S氏が来て、家内と色々話していたようだ。家内が言う「Sさんから、月が経つほど下取り価格がどんどん下がるから買うなら早い方がよいと云われた。どうしよう」
私は「いいんじゃない」。しかし「足元を見られないように、直ぐには返事しない方がよいよ」

その日の後、郵便受けに少し値を下げた見積り書が入っていた。
私は、物を買うとき一切値切り交渉をしない主義なので、家内がS氏と細かい打ち合わせをしていたようである。それで今日の試乗となった。

試乗後、家に上がって貰い、1時間ぐらい、家内が色々と購入手続きをしたが、見ているだけで疲れた。こんな調子では永いことない!! 暫くベッドで休んで疲れを取った。“毎日ブログを書く“と決めたからには、多少の疲れで休む訳にはいかない。今このブログを書いている。



ベテラン・セールスマンの思惑に、知りながら乗ってゲームを楽しんだ後、今彼の腕前に感心している訳である。打ち合わせ後の話しでは、今自動車の国内売れ行きは徐々に下がり気味らしい。飽和状態でこれ以上の伸びは難しいという。自動車も家電製品と同様である。
帰り際に、ゴーンさんの社内での評判を訊いたら「切られた人がいますからね」と言う。社外と社内とでは、評判が違うようだ。