世界的女性指揮者西本智実

昨夜は、低気圧の移動にともなう強い風雨で、騒々しくてよく眠れなかった。しかし雨のお蔭で草木が生き生きとしてきた。気のせいか木の芽の萌えも一層盛んになったようである。

昼ごろ能登半島震度6(M7)の強い地震があったと、テレビは報道している。道路の地割れの跡が痛々しい。


昼食後に、BS―フジのP.S.45を視ようとしたら、オーケストラの演奏をしていた。リモコン・ボタンを押し違えたのかと思ったが、間もなく竹中直人の例の坊主頭が見えてきて、ゲストは、この演奏を指揮していた世界的女性指揮者西本智実氏だという。
そういえば、ロシアで活躍している日本人女性指揮者がいると聞いたような、気がするのを思い出した。目の前の画面で語っているのが、まさにこの天才指揮者なのだ。
少し疲れているような表情だった。今は、4〜5日間隔で国境を移動する生活を送っているという。国境を越えての移動は、結構しんどいようである。世界的指揮者になるのも大変だが、なった後がもっと大変だなと感じた。演奏指揮の後は、あちこちの筋肉が痛むそうだ。

楽しみは「通販」の気に入った物件に○をつけることのそうだ。絶えず移動しているので、品物が確実に手に入るかどうかの保証の点は聞き漏らした。

演奏者との意志疎通はその国の言葉で行なうという。ニュアンスが伝わり難いから、通訳は使わないそうだ。語学だけでも、凄いというか天才である。耳から入る言葉を覚えて、言うのだろうが。ロシア語、フランス語、イタリア語その他多くの言語について、このようにするのは、普通人には不可能である。


最後に、頼まれて好きな言葉を色紙にかいたが、それは「恋」。この忙しい指揮者に、「恋」をしている時間があるのだろうか?ないから、憧れで「恋」と書いたのかしら!!