炎症検査

午前T医院へ、先日(12日の月曜日)に血液を採取して炎症検査をした結果を訊きに行く。
CRPが0.24mg/dlであって、基準値(0.30)内にあるので腎盂炎などの炎症はないという。一安心した。微熱は安静にしていれば自然に治ると言われた。
なお、Albuminは、基準値(56.8〜71.8)より低めの51.8%だった。白血球数は、基準値(3.9〜9.8)より少ない3.8だった。甲状腺機能も正常とのこと。
ここ2,3年不思議に風邪を引いたことがないので、2月初旬の流感はショックだった。その後も微熱(午後37.0℃位)が引かないので、検査を受けた次第である。先は短いと広言しながらも、やはり命は惜しい、周りに迷惑をかけることなく少しでも長生きをしたいとあがいていた。
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ネットで調べた、CRP、Albumin、白血球数などの関係を下に引用する。
 CRPは、血液検査(生化学)のなかの項目の一つで身体の中で起こっている炎症の度合い(体がばい菌などと戦っている状態)を示すものです。
正常値は健康な人で1.0以下。風邪をひいたり、肺炎などの病気になるとこの値が上昇します。
お医者さんが点滴や薬(抗生剤)を出したり止めたりするための一つの指標でもあります。
 体のどこかで炎症(細菌感染)が起こるとだいたい24時間後くらいにこの値が上昇してきます。それと同時に白血球の数が上昇します。
マクロファージ(病原菌などを貪食するアメーバ状の細胞)などに代表される様に体の様々な防御反応(免疫反応)が働きます。
 たとえば、風邪のひき始めは、白い透明の痰がでます。これはウィルス感染の段階で、痰に色がついてくると細菌感染を起こしている証拠です。ウィルス感染の段階ではCRPは上がりませんが、細菌感染を起こすとCRPの値が上昇します。

 体の中に細菌が侵入するとGCSFとIR-6という物質ができます。
GCSFは白血球を増やす役割を果たし、IR-6は肝臓にCRPを作るよう命令するような役割を持っているそうです。CRPを肝臓で作るのにほぼ24時間かかります。
感染とCRP値の上昇に時間差があるのはこの為です。
CRPは細菌の細胞壁にくっついてばい菌をやっつけるのです。
一方、栄養状態を示す指標にアルブミン(Alb)がありますが、肝臓でCRPを作るとこのアルブミンが作りにくくなります。アルブミンは細胞側の水分(間質液)を血管内に引っ張り入れる役割もしているので、これが少なくなると体にむくみが出てきたりします。重度の肺炎などで浮腫が発生するのはこのためだそうです。