循環器検診

予約時間が8時30分〜9時00分と早い、循環器科の2ヶ月定期検診のために、朝飯抜きで7時15分頃に、家内の運転で家を出て山崎の病院へ行く。7時30分に着く。既に1階の広いロビーには多くの患者が来ていた。受付で順番札を貰う。31番だった。間もなく、案内嬢に案内されて、順番に2台の受診受付機のどちらかに診察券を挿入して、予約確認をしてから、受診票を受け取り、ファイルに入れた。

それから採血室へ行って採血後に、2階の循環器科診察待合室の受付で、診察券を受付器に挿入すると、いつものように受付嬢から名前を聞かれ、待合室の片側にある心電図検査受付に受診票を置くよういわれた。数分後に呼び出されて心電図をとった。

採血前も、心電図測定前も、本人確認のために名前と生年月日を訊かれた。

3人の先生が各々の診察室で、8時30分から患者の名前を呼び出して診察を始めた。次々と、私より遅く受付されたらしい人が呼び出されるが、私の名の呼び出しは9時15分を過ぎてもない。おかしいなあ!と思い、痺れをきらして、受付へ行ってどうなっているのか訊いたら、パソコンで直ぐ調べて、「採血の結果がまだ出ていない」という。「何時出るのか」と訊いたら、採血室に電話で問い合わせて9時20分だという。仕方ないから、待合室に戻って椅子に坐ったら、間もなく呼び出された。

先生は、「どうですか?胸が苦しくなることありませんか?」と尋ねられる。「ありません」と答える。後は、いつもの通り血圧を測り、パソコンを見ながら「採血結果も異常ないから、何時もの量の薬を出します。次の検診日は5月15日で宜しいですか」と言われる。1分で終わり。

受付に寄って、採血結果がプリントされた紙と、検診予約票を貰う。

1階のロビーで、健康保険証の確認と会計を行った(1級身体障害者のため、支払い0円)後、30分ほど待って薬局から薬を貰った。これらの院内連絡は、全診察科を含めて、全てコンピュータで行っているから、スムースに迅速に行われているようである。
電子化されずに、カルテなどの書類を病院の人が運んでいたのでは、患者にとって半日または一日がかりの負担となるであろう。

風邪が完全に抜けていないので、タクシーに乗って10時ごろ帰宅した。タクシーも一級身体障害者は初乗料金が免除される。
今の制度は、障害者にやさしくできている。何時まで続くやら。

後で考えてみると、私の診察順番が遅れたのは、採血する必要のない患者の方が多いせいのように思われる。