春の兆し

朝は曇っていたが、昼前ごろから晴れ始めて暖かい日和となった。写真は近所の庭で春の喜びを告げる紅梅である。青空には冬特有の筋雲がなく穏やかな午後である。
今年初めて庭のテラスでのんびりとティーを飲みながら、色々の思いに過ごす。
東さんまというお笑い芸人が宮崎県知事選で圧勝した。へまが多く不人気な中央政治への不信の兆しだろうか。

昨夜偶々読み返した司馬遼太郎の「アメリカ素描(昭和61年)」の中の一節『人類史上、もっともおろかだったベトナム戦争をふりかえるとき、自分の愚行を、その後アメリカ人たちは反省しつづけている』を思い出しては、司馬氏の勘違いの原因を考えてみたが、分からない。分かるのは、人間の愚かさのみである。権力欲?支配欲?石油資源欲?