ロボットスーツ・HAL

今日のBSiのグローバル・ナビ番組に、筑波大学山海嘉之教授が出演して、教授が開発した人体密着型ロボットスーツ・HALについて語っていた。HALは、愛知万博・地球博に出て新聞などにも紹介されており、かなり有名らしいが初耳だった。
基本の発想は、従来のロボットとは全く違っていて、人の脳が、装着されたスーツの筋肉パウワーユニットで腕や足などを思い通りに動かすということのようである。

HALを装着した男がデモして、50kgもある米袋を軽々と持ち上げていた。ロボットの重さはロボットが支えている。

HALには、人間が思い通りに動ける「随意的制御機構」と、ロボット自らが動作する「自律制御機構」という大きな2つの機構が備わっているそうだ。
介護用に有望と考えている。
企業からの共同生産の話しもあったが、スピードが遅いので自ら大学内にベンチャー企業を立ち上げて、生産を始めたそうである。2008年の生産予定は、400〜500個で、レンタル料は17万円/月を考えているとのことである。

教授は、幼い時から理科が好きで、遂に幼時からの夢を実現したらしい。今のところ、家でまともに寝る日は殆どないという。
HALについて詳しいことは、下のURLに記載されている。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000743