加湿可能なエアコンの原理

Amazonで買った「はじめての、おねえさま:内藤みか」を数日かけてぼつぼつと読み終わった。

純情でうぶな大学生が、雨でびしょ濡れになって肌にぴったり張りついたワイシャッツしか身に纏っていない、巨乳おねえさんにバイト先のクリーニング屋で遭遇したシーンで始まる。
「すみませんけれど、服、貸してもらえませんか」と頼まれ、二階の部屋での奇妙な同居生活が始まる。始めの2週間は思いがけない色々のことがあってプラトニック・ラブの生活を送るが、最後はここでは書けない凄い内容の恋愛になる。
2005年4月〜2005年9月「ケータイ小説walker」で連載して大人気を博したそうである。
私は、外出する日が少ないのでケータイを持たないが、偶に外出したとき、若者が電車の中でケータイを手にして熱心にながめているのは何だろうかと、不思議に思っていた。今回初めて謎が解けた。凡てとはいわないが、少なくとも一部の若者はケータイ小説を読んでいるのだなあ!と。

サンディプロジェクト(9月17日)で、
田原は、3人の総裁候補者と対談の後、中曽根元首相と対話した。
中曽根氏の話の中で特に印象に残った点は:
靖国参拝閣議決定をしてから行なった。天皇が参拝できるようにするのが首相の役目である。
数十年後には、中国のGDPはアメリカを抜いて世界一になる可能性がある。その頃、日本に対して沖縄を寄こせと要求してくるかもしれないので、今から対応を考えておく必要がある。(琉球国王は明や清に対して臣下の礼をとっていた歴史がある。)

今年の春にエアコンを買い換える時、家電量販店で三菱電機の「霧ヶ峰」を薦められた。販売員は、
除湿も加湿もできると言う。
その時は旨いセリフに聞き惚れてしまって、加湿できる理由を訊き損なってしまったので、その後時々思い出しては「どういう原理なのだろう?」と、考え込んだ。室内機の中に水受けを置くのは不衛生であり得ないなどと、謎だった。昨夜「週刊ポスト9月29日号」の、「メタルカラーに時代」を読んでその謎が解けた。

ゲストのダイキン工業の大山和伸さん曰く。
「室外機の上部にゼオライトが入った吸着ユニットを置く。そこに空気中の水分がとりこまれる。これを温めると水蒸気が出るので、これを室内に送る」
その他、昨今のエアコンの消費電力は10年前の2分の1になっている。これは①インバータでモータの回転数を変えることができるようになったことと、②ゆっくり回しても効率が落ちないモータが開発されたことによる。
後者のモータには、ロータに超強力永久磁石であるネオジム磁石
が組み込まれているとのこと。
今日の朝日新聞では、

「運転者の呼気に含まれるアルコール分を検知し、物理的に飲酒運転そのものをできなくする『インターロック装置』の導入を義務化すべきでないか」との提案がなされていた。
子供であるまいし、大の大人がそれまでしなければ飲酒運転を止められないとは、世も末である。情けない話である。
同じく朝日新聞で、あの「共同幻想論」の著者である吉本隆明氏が、


「老い」のつらさを語っている。
経歴を読むと吉本氏は私と同年らしいので、彼の気持ちはよく分かる。しかし私は幸いに今の所、彼ほど「感覚器官」の鈍化が進んでいないので、「老人のわがまま」を主張する気にはなれない。
老人は過去の経験からより若い人の気持ちを察することができる、しかし若い人は老人になった経験がないので、余程の想像力を有する人でない限り老人の気持ちを察することは難しいであろうから。

T医院で、
何時もの胃薬(ガスドック、キャベジン)およびマイスリーとB12剤を貰う。