がん難民

昨日より寒い。このまま秋になってしまいそうな感じ。
8月30日に書いたバニラヨーグルトの味を忘れがたく、近所のローソンへ行くたびに探したが無い。代わりに、ブランドメーカ(例えば明治)のヨーグルトを買ったが、酸っぱくて不味い。今日家内が生協へ行くというので、「バニラヨーグルトがあったら買って」と頼んだ。「メーカは」と聞かれたが、名前が出ない。高崎の辺りにあるらしいと返事しておいた。
家内が帰ってきて「あったから買ってきた」という。バニラが近くで買えることが分かって安心した。

日中、「文芸春秋10月号」を拾い読みする。
印象に残った箇所を2,3以下にメモ書きする。

何時もお堅いことを書いている作家塩野七生氏は、随筆で「仕事が終わった後の午後の散歩のときなどに、書店で買った本のページをまず開くのは、ワインバーのカウンターに坐って、ということになる。・・・大人を相手にする古色蒼然とした昔ながらのワインバーならば、午後の四時や五時頃はひっそりと静まりかえっている。その中で、時おり口に葡萄酒をふくみながら、購入したばかりの書籍のページをめくるのは悪くない。」と述べておられる。それもよろしい。お楽しみの気持ちはよく分かりますが、昼間からお酒を召し上がると益々太りますよ!


がん難民:少し前の「文芸春秋」に、作家中野孝次氏ががん難民になった旨のがん闘病記が掲載されていた。
元日赤外科部長の竹中文良氏によると、病院、特に大病院は、患者が希望しても、条件が合わなければ入院しにくく、その傾向はますます強くなっているそうだ。

今年四月の診療報酬の改定により、急性期の治療を中心に行う病院で、療養型の入院を受け入れれば赤字になるような報酬に改定されたのだという。
それでアメリカ在住の高校の友人が、「昨年腹を切ったが、翌々日には退院して、後は自宅療養した」と言ったのを思い出した。アメリカに比べると、日本はまだ良いほうだと思う他ない。