東海大学校友会館:霞ヶ関ビル33階

今日は久しぶりに涼しいので、昼食後に運動のため小雨の中、大船へ行く。
まず駅のルミネの書店で、「Google 破壊者か、全能の神か」および「ウエブ2・0は夢か現実か?」何れも佐々木俊尚著の文庫本を買う。
1万円札のお釣りを慎重に財布に入れたまではよいが、その後他にめぼしい本はないかと書架を眺めていたら、「お客様」との声が後ろから聞こえた。万引きと疑われたのかとびっくりしたら、「お忘れものです」と、先ほどのキャッシャの店員が、買った本を丁寧に渡してくれた。ボケも本物になりかかったと、我ながら呆れ返った。お前に、「ウエブ2.0」を勉強するような頭はないぞとの神からの警告かもしれない。

それから何時ものカフェcoroladoへ行き、備え付けのアエラ9/18号を読みながら、ゆっくりとコーヒの味を楽しんだ。
「安倍首相のアキレス腱」:北朝鮮拉致被害者の全員帰国がなるかどうか?が決め手。
「堀江も驚いた闇マネーの本当の主役」:初公判廷で証人が、1億6千万円を、堀江に知らせず、宮内らの自営会社パイオニアに送金したと証言した。検察は事実を知りながら明かしていない。
後藤田正純氏、政務官辞職について語る」:金融庁が発表した貸金業規制法などについての改正案に反対して内閣府政務官を辞任した訳について語っている。
新聞紙上では、慎重派との対立という程度しか書いておらず、何のことかよく分からなかったが、慎重派とは、貸金業者と癒着している古い体質の自民党政治家のことのようである。昨年の郵政選挙でこのような政治家は一掃されたと思っていたが、まだ生き残っている狸が結構居るらしい。

例によって話は180度変わり、以下昨日の話し。
S君から電話で、「M君の奥さんが、C型肝炎と食道癌でT病院に入院しているので、M君は11月の集まりに出られない」と言ってきたと知らせてきた。
M君は去る6月の集まりで前立腺癌と診断され女性ホルモンを呑む治療をしているという衝撃的な報告をしたばかり。そこに奥さんのかかる難病の追い討ちとは! お互いに本格的な暗い老境に入ったことを改めて痛感した。
S君も最近眼底出血で細かい字が読めなくなってしまったようだ。彼の奥さんは数年前に胃癌で全摘出をしている。
それでS君は、「お前の奥さんは大丈夫か?」と訊く。「今のところ元気だから大丈夫だろう。今日も東京へ遊びに行っている。」と返事した。
S君は「検査を受けたほうがよいよ。」と言っていた。
「検査は嫌いだから。なった時はその時さ!!」と答えておいた。


その家内は、昨日8時半に家を出て、夜遅く元気に帰ってきた。
家内は、山陰地方のS市にある大学付属中学校に新制2期生として在籍したことがある、そこの同期生会がS市、関西、関東という持ち回り方式で開かれることになっている。来年関東地区が担当となって、家内たちは、快適で安い宿泊場探しで忙しい。男性は倒れたか、元気でも母親の介護やらで、幹事役は女性のみになってしまったらしい。

その幹事役の女性たち(家内以外は皆未亡人)の一人Iさんが最近西国分寺にある新築公団住宅に抽選で当たって入居したというので、仲間たち3人で見学に行ったとのこと。
床暖房、二重ガラス防音窓、玄関のセキュリテュ設備など市販のマンションと変わらない位設備は整っているらしい。私の若い頃の公団住宅のイメージとは全く違うようだ。それで、広さ50平方メートルで家賃12万円/月とのこと。一人暮らしには充分である。


家内たち4人は、そこを4時ごろ出て、今日は都合が悪くて参加できなかった仲間のYさんに予め紹介して貰っていた霞がビル33階にある東海大学校友会館の6時からの「会場下見&試食会」(当然無料)に参加した。かなりの盛況で紳士たちが殆どで、コンパニオンを除き女性は少なかったとのこと。

ネットで調べた所、
「校友会館は、会議・ご会合・ご宴会さらに結婚式・披露宴・晩餐・立食パーティーなど様々なイベントにご利用いただけます。また、33階よりの昼・夜の眺望もすばらしく、レストラン「けやき」で自信を持ってお出しするフランス料理・鉄板焼にも素敵な演出を奏でております。必ずご満足いただけると思っております。」 とあった。
最近、東海大学関係者以外の一般にも開放して、今その広報活動中らしい。
食事はステーキ、オードブルなどの洋食から、しゅうまい、お寿司、デザートなど出揃っていて大変美味しかったそうだ。
その間、「どのような会にお使いの予定ですか」と、尋ねられたそうである。「中学同期会での会食にどうかと思って」と返事したとのこと。
余り帰宅が遅いので心配していたら、大きなお土産袋を抱えて9時頃無事帰ってきた。袋の中に、オーストラリア産の赤ワインボトルが1本入っていた。