秋葉原の変貌


今朝は、一転して寒い。昨日までの衣装では風邪をひきそう。秋に近い服装にする。だが昼頃は陽がさしてきて暑くなってきたので、何時もの服装に戻す。

今朝の朝日のコラムで日野原重明氏が、今の国歌「君が代」は時代に合わなくなってきているから、これを歌いたい人には歌わせて、別に新国歌を広く公募したらどうかと提案している。大賛成である。
人は90歳を越えても、心がけによって柔軟な頭をもつことができることを先生は証明してくれている。心強い限りである。


話は全く変わるが、大前研一氏によると、
東京にニューヨーク並みの「風格」をもたらす鍵は「秋葉原の変貌」にあるそうだ。以下『週刊ポスト』9月1日号の記事を抜書き的に引用すると、
「住みやすい都市は、
イギリスでは;ロンドン特にチェルシー、またはスコットランドの首都エジンバラ、ドイツでは;ミュンヘン、ロシアでは;サンクトペテルベルグ、アジアでは;香港またはシンガポール
休日のバケーションやエンターティメント、飲食などを考えると東京の方がはるかに面白い。東京の課題は、これから風格のある都市になれるかどうか、である。都心回帰の動きが継続して都心部に住む人が増加すれば、東京にもニューヨークのような風格が出てくると思う。
なかでも理想の職住接近タウンとして、私が注目しているのは秋葉原だ。いわゆる“任天堂キッズ”が集う秋葉原は、日本の将来を変えていく街だと私は思っている。」


更に話は全く飛ぶが、同誌での、山根一眞氏とIDEC(旧・和泉電気)社長らとの対談によると、レーザ光をプラスチックに照射するだけで、PET, PVC,ポリスチレンやABC樹脂など種類を見分けることができるそうだ。プラスチックのCとHの組み合わせによってレーザ光の吸収の度合いが違うという原理による。これを利用することによって、樹脂容器のリサイクルが格段に上がるという。

また、青色LEDから白、緑、黄色、ピンクなど約70色を出せるようになったとのこと。
技術の進歩は尽きない。

写真は、昨年暮れに撮った秋葉原の街角である。