イスラエルの無差別爆撃
一日中、雨が降り湿度も高く嫌な日。家でぶらぶら過ごす。
テレビや新聞では、イスラエルのレバノン無差別爆撃を大きく報道しており、北朝鮮のミサイル発射問題は影が薄くなってしまった。
無差別爆撃というと、太平洋戦争末期頃の米による東京大空襲の恐怖を思い起こす。翌日の御茶ノ水ニコライ堂の中は、無残な焼死体で一杯だったのが、今なお鮮明に目に焼きつく。一歩間違えれば、それが我が身だったのだ。
今レバノン市民がこの恐怖に慄いていると思うと、同情を禁じえない。
レバノンに居た欧米人は空路救出されたという。その模様を示した写真を添付する(YAHOOおよびロイターから借用した)。
JMMによると(レバノン在住の安武塔馬氏の報告)、発端は次の次第らしい。
「イスラエル軍がガザに猛攻を加える最中の7月12日。
今度はイスラエルの北部国境で火の手があがった。国境付近のツアリートの軍施設にヒズボッラーのゲリラが潜入し、巡回中の装甲車両を破壊した。そして兵士二名を拘束するとミサイル砲の猛烈な援護射撃に守られて、レバノン領内に引き返した」
それにしてもイスラエルの報復はやり過ぎでなかろうか。アメリカは依然としてイスラエルを支持している。
こういう姿勢がテロの標的を招いていることを悟らないブッシュは馬鹿という他ない。
分かっていても、在米ユダヤ人から多額の政治資金を貰っている限り、どうにもならないのかもしれない。