地球環境破壊後に生き残る人類は?

7月28日(月) 晴れ
27℃、45%、28℃セット(冷房)
25℃(朝外気温)、27℃(朝室温)、32℃(外気温13.00)



昼前に、小雨がばらついた。慈雨かと喜んだが、間もなく止み、晴天があらわれた。室内気温は相変わらず、34℃。


3年前(平成17年)に録画(DVD−R)したドラマ「女系家族:第1部」をみる。欲の皮がつっぱった、三人姉妹と、亡き父の無欲な元愛人との対比が面白い。最後は、亡父の子供を産んだ元愛人が勝つんだったっけ。


録画で「養老孟司:人間の脳に潜む地球環境破壊のメカ」を視る。養老氏は、分かりきったようなこと、当たり前のようなことを、巧みに表現する技に長けていらっしゃる。今回のお話は地球環境破壊。古代文明(エジプト、メソポタニア、中国などの)は、薪で栄えた文明だった。それで薪が枯渇すると共に、砂漠化して滅びた。
現代文明は、石油による都市文明。この都市文明も石油が切れたら滅びるだろうと、フィリッピンの山奥で、原始時代に近い生活を送る現地族の生活に接しながら、他人事みたいに仰せられる。
確かに、養老さんや、私たちにとって、地球環境が破壊され、温暖化した100年後の世界がどうなろうと、知ったことでない。知ったところでどうにかなるわけでない。100年、200年後に生き残る人類は、この山奥の現地族たちの子孫でないかと、養老さんは言いたいのでなかろうか。