映画:ホテル・ルワンダ

7月15日(火) 薄曇り、一時雨
26℃、55%、28℃(冷房)
26℃(朝外気温)、26℃(朝室温)、28℃(外気温15.00)



今日は暑さも、やや一服。

山崎の病院へ循環器定期検診に行く。家内の運転で、7時20分に着く。整理券番号21。30分からの受付後、血液採取に直行。2番目。循環器科の受付へ行ったら、今日は、何時ものT先生が緊急出張なので、S先生が代わりに診てくれると告げられた。予約時間の9時一寸前に呼び出された。先生、心電図を見て、心房細動はペースメーカーの影響のせいか無くなっている。脳梗塞の心配は少ないと、心強いことを仰せられる。血圧72/130で良好とのこと。若干の貧血があるが、問題ない。再埋め込みのペースメーカーが6年目になるが、電池の寿命が延びているので、まだ大丈夫という。というわけで、今日は順調に進み、9時50分ごろバスで帰宅した。次回は9月30日。9:00〜10:00。


録画で、映画2本を視る。見疲れした。最初のは「ホテル・ルワンダ(2004年)」
1994年に中央アフリカルワンダでの民族間(フツ族ツチ族)抗争が大虐殺に発展し、3ヵ月あまりの間に100万人もの人々が殺された事実にもとづいて作られた映画のそうである。タイトルのホテル・ルワンダの支配人は優秀なフツ族であり、妻はツチ族であって、民族間の争いの間で苦悩するが、見事に切り抜ける。
この抗争の原因は、旧宗主国ベルギーと一緒になってツチ族フツ族の土地を奪ったという恨みであるという解説があった。大昔は地球上各地で民族間の対立があったであろうが、武器が現在ほど高度化していなかったので、このような悲劇にまで発展しなかったものと思われる。今回のルワンダの悲劇は西欧諸国が近代兵器を潤沢に供給したために起こったものであろう。この点で、日本は全く手を貸していないので、胸を張ってよい。アフリカ援助も武器援助にならないように留意しなければならない。

2本目は、日本映画「妻の心(1956年)」
初めの間は退屈でつまらなそうだったので、見るのを止めようかと思ったが、次第に日本の失われた家族の原風景に惹かれて、最後までみてしまった。小うるさい姑がいる地方都市の旧い商家、長男は家を出て、次男夫婦が跡を次いでいる。まだ子供がいない。そこに会社が潰れたとかで、長男夫婦が幼子と一緒に舞い戻ってくる。金銭問題もからみ、一家の心は日々離れていく。次男の妻(高峰秀子演ずる)には好意をもってくれる美男の独身男(三船敏郎が演ずる)がおり、離婚したいと思うようになるが、当時の地方の風潮では中々踏みきれない。最後に、職を見つけた長男夫婦が幼子を残して上京することになって、元の平和な家庭に戻るという、お涙映画である。