弟の来宅

5月25日(日) 雨→曇り
25℃、56%、NOセット
20℃(朝外気温)、23℃(朝室温);21℃(外気温)(12.00)


午前、録画で映画「マイ・フェアレディ」を視る。このミュージッカル映画は何度みてもよい。新しい発見がある。今日で、7,8回目かもしれない。


午後、家内が、生協へ食料を買いにいっている留守の間、脳梗塞の後遺症(要介護4)で車椅子生活をしている3つ違いの次弟の、嫁さんから電話があって、「5分ほど後に訪ねてよいか」というから、突然なのにびっくりしたが、「どうぞ」と返事して、玄関門前で待っていたら、まもなく白い大型車が止まった。立派な息子さん2人と美人の娘さん1人を加えた計5人である。首都圏とはいいながら、先方は遠い江東に住んでいるので、皆久し振りの対面で、昔の面影が僅かに残っている程度で、街で遭ったら分からないほど変わっている。


弟の両肩を私と息子さんで支えて、応接間に上がって貰った。家族水いらずで、湯河原温泉で一泊した帰りのそうである。残念ながら、弟とは正常な会話が成り立たない。家内がいないので、お茶も出せない。写真を撮ったり、昔話をしている間に時間が経った。弟と私に疲れがみえてきたのを察したのか、30分ほどして去って行った。

このように、奥さんや子供さんに大事にして貰っている弟は幸せである。長男さんは同じ広い敷地内で眼科医院を営んでいるという。次男さんは同居のようだ。娘さんは近所の医者に嫁入りして直ぐ近所に住んでいる。これで、弟に後遺症がなく、普通に健康ならば、最後の人生を最も恵まれた状態で過ごせるであろう。奥さんは、「今まで働いてもらってきたのだから、大変だが世話をしなきゃ」という。江東には未だ下町気風が残っているようである。


その後、何気なくテレビをつけたら、BShiで「地球特派員2008:ひろがるサブプライムショック」を放映していたので、暫くの間視る。特派員は作家で、元銀行員の江国滋さんである。ニューヨークの中心マッハッタンは住宅バブルの最中とか。買うのは、主に印度人、中国人とのことである。中古の1ルーム・コンドミウウム・マンションが約5千万円で売られているという。これは魅力がある。私だって若く、金があったら買いたい。
一方、サブプライムの影響を最も強く受けたといわれるカルフォルニアのリバーサイド市では、4LDKの豪邸が4千万円で売りに出されているが、更に安くなるだろうという。郊外にキャンプ場らしいものがあり、失業し、貯金なく、住宅なしの人々が、医者、弁護士を含めて沢山の人がキャンプを張って住んでいるという、レポートである。

自動車の街デトロイドは、市の中心街が無人である。

金子慶大教授を含めての3者討論で、投資アドバイザーの藤巻氏は、アメリカの一面をみているのであり、資本主義王国のアメリカの経済は依然として強いと論じていた。私には、何を訴えようとしているのか、よく分からない番組だった。