永遠の都(2) 岐路

4月25日(金) 晴れ
24℃、46%、23℃セット
14℃(朝外気温)、20℃(朝室温);17℃(外気温)(12.00)


家内の風邪。熱は平熱になったが、咳が相変わらずひどい。次女が食品の買い物に来てくれた。ついでに、体温計がくたびれているらしいので、テルモの脇下体温計の買い物も頼む。この体温計の電池寿命は5年という。今までのは、10年以上使っていた。技術屋なのに、体温計が電池で動作しているという、こんな単純なことに気付かないとは、情けない。エセ技術屋だったことに、この年齢になって初めて気付いた。これで大過なく通ってきたのだから、高度成長期の日本は甘かった。過ごし易かった。


「聖火」が今日羽田に着いたとテレビは馬鹿騒ぎしている。西欧では、単にtorchつまり「灯火(たいまつ)」というらしい。日本では「聖」がつくから、神聖な感じがして大騒ぎする。厄介なtorchよ、早く日本を去ってくれ!!


「永遠の都(2) 岐路」をやっと読み終えた。面白くて、寸暇を惜しんで読んだ。2.26事件前後の、つまり昭和11年の東京を中心とする世相が、目の前に見えるように描かれている。その中に不倫、淡い恋愛、天皇神話への疑問などがちりばめられていて読む者の気をそらさない。加賀乙彦という小説家は凄い。