飛鳥山公園での行楽

4月23日(水) 晴れ
24℃、40%(加湿)、23℃セット
14℃(朝外気温)、19℃(朝室温)


飛鳥山公園へ行った。10時8分発のバスに乗り、大船駅からグリーン車で東京駅まで。山手線に乗り換え、12時ごろJR駒込駅下車、近くのカフェでコーヒーとツナ・サンドイッチの軽食をとった後、タクシーで飛鳥山公園へ。13時の待ち合わせ時間にあわせて、一高クラス会有志メンバーのM君、O君、S夫妻およびHさんが博物館前に揃う。博物館3階のカフェで暫く歓談。私は、小説「永遠の都」が面白いと紹介した。O君は心房細動でアスピリンを飲んでいると、前に聞いた覚えがあるので、確かめたら今はワーファリンを飲んでいるとのこと。その後、皆は「紙の博物館」へ行くというが、へそ曲がりの私だけ、「渋沢史料館」へ行く。
写真は、史料館から眺めた旧渋沢庭園である。明治の初期に、日本経済の基礎を築いた渋沢栄一氏の偉業に感銘し、今彼のような凄い経済人がいたら、日本も少しは増しになっていただろうにと残念に思う。彼は、国を豊かにするためには、「論語」を拠り所に道徳と経済の一致を常に心がけねばならぬ、と説いたそうだ。この道徳は現在失われている。今日の日本の惨状は道徳の欠如にあるのかもしれない。神も道徳もない、拝金主義の日本の将来はどうなるのだろう?知ったことでないが!

15時ごろ再集合してJR王子駅先の北トピアのカフェで歓談を繰り返した。ここまで歩くのに苦労した。途中Hさんに、戦時直前の東京中流家庭の様子を伺う。Hさんは、阿佐ヶ谷に400坪ほどの庭付き家に住み、女中がいて、近所に軍人将官の家が多く、皆さん優雅に暮らしていたそうな。しかしHさんは敗戦の年に父親がガンで亡くなり大変だったという。仲間に比べて足腰の衰えがひどいことを痛感した一日だった。
ここからタクシーでJR駒込駅、東京駅からグリーン車藤沢駅に18時ごろ着く。タクシーで帰宅後、夕食。