爆笑問題vs京都大学

4月4日(金) 晴→曇り
24℃、35%、24℃セット
11℃(朝外気温)、17℃(朝室温);19℃(外気温)(10.30)


昨日は病院通いで、少し疲れたので家の中にこもってテレビや読書三昧の一日を過ごす。体力が大分弱ってきた。あの世が近いのかもしれない。


去る3月25日にNHK総合番組で放映された「爆笑問題vs京都大学」の録画で視た。東大、慶大に次いで3度目である。3匹目の泥鰌はいた。面白かった。テーマは「独創性」。湯川博士他数人のノーベル賞受賞者を輩出した京都大学にふさわしいテーマである。「独創性」は、サラリーマン時代に、「新製品を生み出せ、開発せよ」との圧力を絶えず上司から加えられ、耐えられずに、途中で弁理士への道を私に歩ませた鬼門である。今、私が思うに、芸術的才能がなければ、単なる学校の秀才では独創性を発揮することができないのでなかろうかということである。この番組では、その点は特に強調されなかった。言わずとも知れたことなのかもしれない。
それにしても。太田光の頭の回転の速さには改めて感心した。難解といわれる西田哲学、「善の研究」のポイントは、「自己表現=滅私」であると、堂々と大学教授達の前で講義する度胸も大したものである。某教授と激しい激論を戦わしたが、平生は、「先生」と奉れて、ご無理ごもっともが通る教授にとって、初めての苦い経験だったかもしれない。

録画の映画「父帰る」(ロシア映画)と「ホーティング」を見始めたが、共に詰まらなそうなので、途中で視るのをやめた。