映画:それでもボクはやっていない

gladson2008-03-02

3月2日(日) 曇り
24℃、30%(就寝前加湿)、25℃セット
8℃(朝外気温)、13℃(朝室温);14℃(外気温)(12.00)

やっと冬が温んできた。今年の冬は寒かったと皆がいう。


録画で映画「アフリカの女王(1951年)」を視る。第1次欧州大戦時の、アフリカのドイツ領コンゴでの話し。宣教師の妹ローズ・セイヤア(K・ヘプバーン)は天涯孤独の身となり、技師チャリイ・オルナット(H・ボガート)と共に川蒸気船「アフリカの女王」号に乗って川を下りはじめる。その間の苦労を描く娯楽映画。深い心理描写がなく、途中退屈してきたので、最後までは視なかった。


同じく録画で、映画「それでもボクはやっていない」も視た。何を“やってない”のかと思ったら、満員電車の中での痴漢行為である。痴漢冤罪が多い現司法制度の欠陥を暴く社会派映画である。監督は周防正行氏。裁判員制度が確立すれば、「疑わしきは、罰せず」という裁判制度本来の王道に戻るのでないかとの期待が持てる。とにかく、現在は起訴後の有罪判決率99.9%という異状事態のそうだ。一応保証されているといわれる、裁判官の身分制はまやかしらしい。この映画では、無罪判決を続けて2度出した裁判官は、移動させられていた。長期間にわたる自民党1党支配の齎した弊害かもしれない。